※稼働品ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:中
裏蓋:小
ベゼル:小
ベルト:新品社外品
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誕生/シリーズの背景
「Chronos(クロノス)」は、1958年(昭和33年)に 第二精工舎(亀戸工場/Daini Seikosha)が製作・発売した、同社初の男性用「中三針(時・分・秒)」モデルです。
当時、同社は Marvel を手がけていた 諏訪精工舎 との社内競争もあり、亀戸工場として「薄型化」「高精度化」「スマートなデザイン」の実現を目指したモデルとして位置づけられていました。
公式資料には「亀戸工場初の中三針モデル。従来より薄く、高性能でスマートなデザインが特徴」と明記されています。
技術・仕様の特徴
ムーブメント設計においては、バランスねじの廃止やテンブ受け(てんぷ受け)構造の改良などが行われ、「Marvel」モデルよりも薄型となるムーブメントを実現しています。
石数(Jewels)のバリエーションがあり、17石・21石・23石仕様などが存在。シリーズ展開中に仕様改良がなされていました。
ケース素材・仕様も複数あり、14 KGF(ゴールドフィルド)ケースやステンレススチールケースなどがあると、ファン・コレクターの間で言及されています。
型番「15012」について
型番「15012」あるいは「15012A」などとして流通している個体があり、例えば出品情報などでは「SD文字盤」「金無垢インデックス」などの仕様があることが確認されています。
ただし、公式に「15012」がどの年号/仕様(石数・ケース素材)であるかを明確にした資料は少なく、アンティーク市場・個人ブログ等の情報に頼る部分があります。
そのため、この型番がシリーズ内のどの仕様(17石/21石/23石、ケース材質、文字盤バリエーション)に当たるかを知るには、実物の刻印・裏蓋番号・仕様を確認するのが望ましいです。
その後の影響・価値
Chronosモデルの設計思想(薄型化・高精度設計)は、後のモデルである King Seiko や 44GS に引き継がれたと公式資料が示しています。
今ではアンティーク時計としてコレクターの間で評価が高く、特に初期仕様(例:Sマーク付き・金張りケース・希少仕様文字盤)などはプレミアがつくこともあります。
一方で、古い機械式手巻きモデルであるため、メンテナンス(オーバーホール)や部品調達に注意が必要とされます。
注意点・補足
型番「15012」がどの年に製造されたか、また何石仕様か、素材が何か・・・などの詳細な仕様は、個体によってかなり違う可能性があります。
時計が持つ価値・状態を判断するには、オリジナル文字盤かどうか、ケースがオリジナルか修理・交換されていないか、刻印や裏蓋の仕様(例:金張りかステンレスか)などをチェックすることをおすすめします。
購入やコレクションをする場合、古い手巻き機械式時計という性格上、信頼できる時計修理師・専門店の意見を仰ぐことが安全です。
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